タグの付いていないダナーライト出現!
こんにちは、FIRLLYのタケオです。
みなさん、気づきました?
ABCマートに置いてあるダナーライトにタグがなくなったんです。
聞いた所、これはダナーライトでは無いようです。
デザインがほぼ一緒で、ダナーの刻印まであるんです。
何だこれは?という事で聞いたら、コレはダナーのフィールドという新しい2018年モデルみたいです。
何と値段が半分以下なんです、笑。
フィールドはブーツの中にタグがプリントされていないんです。
次項でその2つのモデルを比較していきます。
ちなみに、ダナーライトとフィールドの画像の下にアマゾンと楽天のリンクを貼っておきますので、値段を比較して見てください。
驚くほど違いますよ、笑。
購入ページには飛びませんので、ご安心ください。
ダナーライトとフィールドの比較
*ダナーライト
posted with カエレバ
*ダナーフィールド
posted with カエレバ
わかりやすい違いで言えば、紐を通す穴ですね。
ダナーライトの上3つがフックになっているのに対して、フィールドは全て穴です。
あとは、サイドに縫ってあるタグですね。
ダナーライトはアメリカの国旗ですが、フィールドはゴアテックスと記載されています。
そして、何と言っても製造国が変わります。
ダナーライトは自国であるアメリカ。
対してフィールドはベトナムです。
フィールドはベロの裏に白いサイズ表がプリントされています。
ダナーライトはベロでは無く、履き口の下らへんに白くプリントされています。
コレをタグとよんでいます。
この白プリントタグにダナーライトと記載があるんです。
ただ、ダナーライトも年代によってタグが変わるので注意してください。
次で簡単にダナーライトのタグについて書いていきます。
タグについて
80年代
80年代初期はベロまでがゴアテックス素材なので見たらすぐ分かりますね。
サイズやダナーのロゴは、サイドの裏側に記載されています。
80年代後期はベロがレザーに変わり、そのベロの表にサイズとダナーロゴが記載されています。
90年代前期
90年代前期は、やはりベロの表にサイズとダナーロゴが記載されています。
80年代と違うのは、ヒールのデザインですね。
90年代からは、ヒールの形が今と同じになります。(2019年現在)
履き口にゴアテックスのタブが縫われます。
90年代中期後期
ここで、履き口のタブがゴアテックスからダナーと星条旗に変わります。
90年代後期2000年代前期
ここで、ブーツの内側に黒のプリントタグになります。
2000年代中期
次は、この黒プリントタグが白のプリントタグに変わります。
2000年代後期
ブーツサイドに黒い星条旗のタブが縫われます。
こんな感じですね。
次で、ダナーフィールドを購入した方の感想を載せていきます。
評判はどうか
ダナーのフィールドは2018年に発表されたモデルです。
賛否を紹介したかったんですが、2019年現在、否定派がまだ出てきてませんでしたので、とりあえず賛否の賛のレビューコメントを紹介します。
ダナーライトを6万出して買うことはできませんが、値段が半分以下でありながら、ゴアテックスやビブラムソールはしっかり採用されているので、買って良かった。
まぁ、そうでしょうね。
ダナーライトを買ってなくて、ダナーフィールドを買った人は、そう思うと思います。
この価格でダナーライトみたいなブーツが履けてラッキーです。
まぁ、そう思うでしょうね。
実際にこの方達が言っているように、ダナーフィールド自体、悪いブーツでは無いので。
でも、良いことばかりでは無く、なんだよって思ってる方も絶対いると思ってます。
私自身は、残念だなぁ、って思ってます。
その理由について、事項で説明していきます。
最後に
賛否あるとは思いますが、はっきり言いますね。
僕はこのモデルは失敗だと思っています。
ポルシェのカイエン(4駆)も同じ事が言えて、1500万くらいのモデルで登場したのに、全く同じ見た目で中身が違うという、7〜800万くらいのモデルを登場させたんです。
この時、はじめに1500万出して買った人達から非難が殺到したとか。
1500万出さなきゃ買えないデザインやスペシャル感もありますからね。
このフィールドも同じですよね。
昔からあるダナーライトの特別感が失われていると感じています。
ダナーライトって新品で買うと結構高いですからね。
このフィールドは、ダナーライトは人気があってデザインもカッコイイから自分も欲しい、けどちょっと高すぎて、ブーツにそこまで出せないって方がターゲットでしょうね。
金に目が眩んだABCマートが歴史あるダナーのブランド名に泥を塗ったと感じている人もいるでしょう。
ただ、生存競争が激化したこの時代、生き残りをかけて、幅広い層に少しでも多く買ってもらいたい。
気持ちはわからなく無いんですよね。
でも、非常に残念です。
昔で言ったら、街でダナーライトを履いている方がいれば『ブーツにそこまでの金額を出す人だ』好きなんだなーって感じていましたが、コレからはそうゆう見方はできなくなります。
もし、中古でダナーライトを探している方がいたら、タグのないダナーライトには注意してください。
それは、ダナーライトでは無いので。
ダナーのフィールドがダメなブーツだと言っているわけではありません。
ただ、ダナーライトの価値が下がったと言っているだけです。
今回は以上になります。
ありがとうございました。