DANNER マウンテンライトのお手入れ
こんにちは。FIRLLYのタケオです♪
今回は、DANNER マウンテンライトの手入れを記事にしていこうと思います。
仕入れたときこのブーツは、埃っぽくてソールの汚れがヒドイ状態でした。
それと何と言ってもインナーの薄い表皮が所々破けていたんです。
ですので、そのままインナーの表皮全部を剥がしちゃいました。
参考にされる場合は自己責任でお願いしますね^^;
中はモケット?モコモコのフエルトのような素材でできていました。
タンの部分や上部履き口の本革との取り合いなどを気をつけながらカッターで処理しました。
下地までカッターで切らないように気をつけてください。
かなり細かい作業ですがここが一番気を使いました。
そーは言っても、作りや縫製は良く作られているなぁ、丈夫そうだなぁって感じました。
なので、その表皮の破れ以外は最高のブーツです(^ ^)
この表皮の破れによってダナーのブーツの利点であるゴアテックスの機能が失われてしまったんじゃないかと不安になりました。
ただ、めくれていた表皮はもの凄く薄いものでしたので、仮に水がここまで染み込んできてもこの薄い表皮が水を防ぐ?
そうは考えられないと感じました。
だからもっと中の方で水を防いでいるに違いない。
あくまでも私の予想ですがゴアテックスの機能は失われていない、そう感じていました。
そう思って水をかけてみたんですが平気でした(^ ^)
ビチャビチャのグチャグチャになるまでは試してません^^; 笑
ちなみに、ダナーはゴアテックスを最初に取り入れたブーツブランドです。
お手入れ開始、ブラッシングとヤスリがけ
次に、いつものように紐を外してゴムのスエード用ブラシで全体を掃除していきます。
その際、羽の裏などホコリが溜まりそうな場所も忘れないでください。
次にソール(クレープ)の外側にヤスリをかけていきます。私は60番でザッザッとかける感じです。
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ヤスリはオススメですが、やりすぎに注意してください。
室内だと部屋中にクレープソールの粉が飛び散るのでオススメ出来ません。
そしてまた全体にブラシをかけて、気になる頑固汚れはスエード用の消しゴムで擦ります。
なければ砂消しでも代用ききます。
普通の消しゴムでもいけますが、少し弱いです。
全然消えない超頑固汚れの場合はヤスリの240番あたりで優しく優しく様子を見ながら何度も擦ります。
これは最悪の場合ですね。
やりすぎると毛羽立ちます。
これはあまりお勧めできません。笑
スエードが毛羽立った場合にバリカンでカットする裏技もあります。
アタッチメントを外して一番短いカットです。
試される場合は自己責任でお願いしますね^_^;
そしてまた全体にブラシをかけます。
スエード用の栄養スプレーはここで吹いてください。
補色的な裏技?
スエードの場合に色のばらつきなどがあったら、補色スプレーなどもあるのですが非常に大工事になるため、ひどくない場合は似た色のファンデーションをたたいています。(裏技?)
100円ショップで買うのですが、、、正直、恥ずかしいです、笑
領収書をもらうので仕事で使うと思ってくれてるかな?(^ ^)
要らなくても領収書くださいは有効ですね、笑
ちゃんとした補色を行う際は、補色スプレーが市販で売られています。
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ただ、色がバッチリあっていないと色がマダラになってしまいます。
バッチリ合う色が無い場合は革全体を現在より濃い色で補色する覚悟が必要です。
これが、なかなか大変なんです。
あとは紐を通して完了です。
あっ、汚れ方によっては中性洗剤で丸洗いすることもあります。
風通しの良い日陰で乾燥させます。
この場合、革が乾いたカサカサ状態になるので注意してください。
栄養を与えてブラッシング、ブラッシング、ですね(^ ^)
スエード用の栄養スプレーや防水スプレーなどやろうと思ったら色々あります。
試して見てくださいね。
僕は防水スプレーがあまり好きじゃないんですが^^;
ダナーのマウンテンライトとライトはアウトドア以外にも町歩き用としても人気がありますね(^ ^)
結構古くからあって、ダナーライトの90's白タグなど、タグも何種類かあります。
アウトドアや山登りなんかではダナーブーツの本領発揮ですね。
ゴアテックスにタフなビブラムソール。
ガシガシ履いてアウトドアを存分に楽しみたいものです(^ ^)
今回は以上です。読んで頂いてありがとうございました。
ダナーライトをカリフォルニアより取り寄せたので、そちらも記事にしています。
もしよければ、そちらもお読みくださいね(^ ^)