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RedWing(レッドウイング)

REDWING 8106 OXFORD オックスフォード~カチカチに乾燥からの復活劇~履き心地は?

REDWING 8106 OXFORD オックスフォード

どーも皆さん、FIRLLYのタケオです。

今回は、REDWING 8106 OXFORDの手入れ、メンテナンスを書いていきたいと思います。

これは仕入れたとき革がカチカチに固まっていました。

革は栄養が抜け白っぽくなり、ソールも汚れているそんなブーツでした。

見た目は悪かったんですが、ラッキーな事に全然履き込んでない状態だったんです。

これはイケるっ!!ってジャンプしました。ウソです^^;すいません。

ただイケるとは思いました(^ ^)

これまでに数多くの手入れをしているせいか、ダメージブーツを見ただけで仕上がった姿が見えるようになっています、笑

仕入れの際に見るポイントはソールの残り具合と、革のダメージ具合、破れは避けます。

すごく安ければソールが全然残っていなくても仕入れたりします。

ただし、その場合はソールの交換が必要になってきます。

靴屋

もし自分でカカトなどクレープソールの補修をお考えならヤメた方がいいです。

シューグーとかソール補修剤とか色々出てますよね。

まず間違いなく汚い見た目になりますよ。

そこそこ上手く出来るとしても、ヤメた方がいいです!!

オールソールが高くて無理なら、カカトだけの部分補修も可能なんです。

靴修理のお店でも、やってくれる店とやってくれない店とあるので何件か聞くといいです。

あと、店によって上手いヘタも差が出るので注意してください。

金額にして2000円から2500円くらいです。

ソール補修剤を買ったって1000円近くしちゃいますよね。

1000円1500円多く払うと見た目が天と地ほど変わってきます。

コスパ的に考えたら絶対お店だと自分は思います。

実は一回だけ補修剤でやってみた事あるんですよ^^;

2回目はないです。選択肢すら(^ ^)

僕は昔からお世話になってる老舗の靴修理専門店さんと提携させて頂いてます。

簡易的な接着なんかにシューグーならいいかもですけど。

あと、破れの補修痕は中古の場合に、かなり大きなマイナスポイントです。自分が作った傷は味や勲章ですけどね、笑

メーカーや靴修理専門店に依頼して破れた部分を丸々交換する。これは新しいブーツ買えちゃうんじゃないかな〜。

中古で買う時の見極めるべきポイントの記事も書いてますので是非そちらもお読みください(^ ^)

*中古REDWINGブーツを買う時の失敗しない見極め5つのポイント*

 

お手入れ開始、ブラッシングと汚れ落とし

じゃあ手入れに入っていきたいと思います。

まずはいつものように紐を外して豚毛ブラシで全体を掃除していきます。次にソール(クレープ)の外側にヤスリをかけていきます。60番でザッザッザッです。

もともとあるヘアラインのような模様も消えないので、ヤスリはオススメです。やりすぎ注意。ヘアラインのような模様が消えます、笑

室内だと部屋中にクレープソールの粉が飛び散るので注意して下さい。いや、やめた方がいいです。

そしてまた全体に豚毛ブラシをかけ、次は本体の汚れを落としていきます。

布に少量レザーローションをつけて本体の革を全体的ふいていきます。

トゥの部分のステッチは歯ブラシにBootBlackのレザーローションを直接かけてゴシゴシ磨きます。

本体とソールを縫っているステッチも同じようにゴシゴシやります。

ステッチの周りの革が少し脱色されるのでそこは後で栄養を入れ色を戻してあげます。

 *BootBlack レザーローション

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栄養と補色

ここで30分〜1時間ほど乾かして、次はM.MowbrayのCREAM ESSENTIALを本体の革に入れていきます。

ステッチ周りの際までよく入れて下さい。

あまりステッチにはつけないよう気をつけて、ちょっとなら大丈夫です。

これで大分と色が馴染んできます。

これも15分ほど乾かしてから馬毛ブラシをかけていきます。

 *M.Mowbray CREAM ESSENTIAL

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次は、BootBlackシルバーラインのblackを全体に入れていきます。

私はクリームを塗るさいにウエスや布を買ったりしてますが、古くなったTシャツを切って布として使っても大丈夫ですよ(^ ^)

トゥのステッチ部分は前の工程で際の黒が ある程度復活しているので、あまりギリギリまで攻めない方がいいです。

かなりの確率でステッチに黒がついてしまいます。

ステッチが白いと革の黒が際立って見えます(^ ^)

 *BootBlackシルバーライン black

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仕上げです

あとは、全体に馬毛ブラシかけていきます。

ブラシは大きく使うといいですよ(^ ^)

そしてトゥの部分から全体的に丸めたストッキングで磨いていきます。

簡易的ですが強めのツヤが欲しいならストッキングでいい感じです。

鏡面や銀面にしたいならサフィールのWAXを使ってます。

アマゾンで1000円程度です。

 *サフィールのWAX

紐を通して出来上がりです。

紐や本体のステッチ部分のホツレや毛羽立ちはライターでサッと炙ると静まります。

今回のこのブーツは、履き込んでないだけあって履き心地はマダマダ痛そうです。

REDWINGだけじゃないんですけど、革ブーツの最初って凄い足に馴染んでなくて痛くなりますよね。

1ヶ月2ヶ月履き込んだら足に馴染んで天国モード突入ですね(^ ^)

愛着も倍々で増していきます♫

もし自分の履いているブーツで裏技や感想などありましたら、コメントから教えてくださいm(__)m

今回は以上です。読んで頂いてありがとうございました。

 

いろんな種類のREDWINGが出ています。一度見てみて下さい。見るだけでも楽しめますよ(^ ^)

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