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RedWing(レッドウイング)

REDWING:8130のカスタムブーツをピカピカお手入れ~ビブラム#700ソール~

REDWING8130のピカピカお手入れ

みなさん、お疲れ様です。

FIRLLYのタケオで〜す(^ ^)

今回はソールカスタムされた8130をピカピカにお手入れしていきます。

このブーツは、前の持ち主様がバイク乗りでした。

なので、左の甲の部分が擦れて傷が多くついていました。

これを目立たないように綺麗にお手入れしていきます。

黒革ということもあり、非常に光沢が出ました。

ソールはVibramの#700に交換されていました。

vibramの中でも、高級なソールでホワイツブーツやウエスコブーツなどに純正で使われているソールですね。

このソールとの相性も良く。

見た感じもカッコイイです(^ ^)

お手入れ開始、ブラッシング

まず、紐を外して全体に豚毛ブラシをかけていきます。

羽の裏など隅々まで丁寧にお願いします。

靴屋

ホコリが残っているとクリームを塗る際に支障が出ます。

左足の甲の部分の傷は、バイクのギヤチェンジの際にできた傷ですかね。

バイク乗りの方には付いて回る問題ですよね^ - ^

でも大丈夫!

順序を追ってお手入れしていけば目立たなくなるのでご安心ください。

ソールのヤスリがけ

次にソール(革の積み上げ)の外側にヤスリをかけていきます。

80番の紙やすりを全体にかけて、240番で仕上げます。

触った感じサラサラで、なるべく色が均一になるようにヤスリます。

この工程が後々、補色する際に出来を分けるので入念にお願いします。

※ヤスリがけはクレープソール程ではありませんが、革の粉が舞うので室内はあまりオススメできません。

あとヤスリはオススメですが、やりすぎに注意してください。

ブーツではなく、指から血が出ます^^;笑

革とステッチの汚れ落とし

次は革の汚れ落としです。

全体的にレザーローションで拭いていきます。

レザーローションはBootBlackを使いました。

 ※BootBlack レザーローション

価格比較用にリンクを貼っておきます。

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上記のアマゾンと楽天のリンクは直接購入ページに飛ぶ事はありません。ご安心ください(^-^)

布にレザーローションを少量湿らせて、布によく馴染ませてから、革を全体的にサッサッサっと拭いて下さい。

今回は左足の甲を強めに拭きました。

*色が落ちますが大丈夫です。

その他はあまり汚れも目立ちませんので軽く拭きました。

汚れ具合によって力加減を変えていってくださいね(^ ^)

一部分だけを集中的にやったり、レザーローションをつけすぎたりすると、革へのダメージがあるので、あまり汚れていない部分はやりすぎずに拭いてください。

ただ、一部分に酷い汚れがある場合は別です。

そこの汚れを色素ごと落としました。

けど革が黒ですので、マダラにはならず綺麗に戻ります。

黒革のメリットって間違いなく補色のしやすさですよね(^ ^)

試す場合は申し訳ありませんが、自己責任でお願いします。

革の栄養補給と補色

ここで30分〜1時間ほど乾かして、次はM.MowbrayのCREAM ESSENTIALを本体の革に入れていきます。

 *M.Mowbray CREAM ESSENTIAL

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これは革に栄養を与えてくれます。

布になじませて全体にまんべんなく塗布してください。

いっきに塗らず、少しずつ少しずつお願いします。

特に酷い汚れを色素ごと落とした左足甲の部分は少し多めに塗ってください。

ちなみに僕は布に少し取って、布に馴染ませ入れてます(^ ^)

このクリームエッセンシャルは革の汚れ落とし兼、栄養剤となっているので、次回のお手入れなどあまり汚れがひどくない場合はこれだけで十分です。

が、今回は補色までしていきます。

クリームをステッチ周りの際までよく入れて下さい。あまりステッチにはつけないよう気をつけて、ちょっとなら大丈夫です。

ステッチが黒ずんじゃいます^^;

これで大分と色が馴染んできます。

15分ほど乾かしてから馬毛ブラシをかけていきます。

結構ツヤも出始めます。

また1時間ほど乾かして、革の色が抜けた部分に薄く何度も黒色のクリームを入れます。

私の場合はアマゾンで購入したウエスを使っていますが、使い古したTシャツを裂いてもOKです。

それに黒色クリームを少量馴染ませて、少しずつ少しずつ色の抜けた部分に塗っていきます。まわりの色に近づけていきます。

結構難しいです。*BootBlackシルバーラインのblackを使用しました。

トゥのステッチ部分は前の工程で際の黒が ある程度復活しているので、あまりギリギリまで攻めない方がいいです。

かなりの確率でステッチに黒がついてしまいます。

ステッチが白いと革の黒が際立って見えます(^ ^)

 *BootBlackシルバーライン black

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仕上げ

ここまできたら、また1時間ほど乾かします。

心配なら半日から一日置いても良いですね(^ ^)

あとは、全体に馬毛ブラシかけていきます。

ブラシは大きく使うといいですよ(^ ^)

トゥの部分をストッキングを丸めてこすると光沢が増します。

あとは紐を通して出来上がりです。

今回は紐が汚かったので新調しました。

もし紐をクリーニングして再利用する場合は、中性洗剤と歯ブラシでゴシゴシすると良いですよ。

乾燥させて毛羽立っている場合はライターでサッと炙ると静まります。

ステッチなんかの毛羽立ちにも有効です。

 

ソールの側面の茶色はブートブラックのチェスナットを入れています。

ここでソール側面が綺麗に仕上がるかどうかは、お手入れ序盤のヤスリがけの下地の綺麗さに比例しますので、下地作りは丹念にお願いします。

最後に

今回のお手入れの仕上がりも良い感じになったと自分で思ってます(^ ^)

ソールのカスタムが良く似合ってます。

黒と茶って合いますね(^ ^)

お手入れ具合とビブラムソールがちょうど良いバランスを出せていると思いました。

ロールアップしたデニムとの相性も抜群で、クレープソールよりフォーマルよりですね。

これならチノパンとかと合わせて仕事に履いて行けそうですね(^ ^)

以上になります。

お読み頂き、ありがとうございました。

 

革クラブ

 

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