REDWING100周年
こんにちは、FIRLLYのタケオです。
今回はREDWING100周年8285のお手入れを記事にしていきますね(^ ^)
宜しくお願いします。
100周年記念って何種類かありますよね。その中の薄茶革のモデルですね(^ ^)
クロムエクセルという革で非常に人気もあります。
このブーツは販売したブーツですが、もう一足黒の100周年記念モデルを自分で所有しています。
お手入れした感想としては、結構簡単に光沢が出るなと思いました。
傷を目立たなくして、全体的に磨いて光沢を出しました。
その工程を1つずつ説明していきます。
お手入れ開始、ブラッシング
まずは、紐を外してから全体を丹念にブラッシングしていきます。
自分は豚毛ブラシを使用しましたが、ナイロンブラシでも良いと思います。
隙間や毛穴など、とにかくキレイにブラッシングするのが目的です。
この時、羽の裏(紐を通す穴の裏面)や細かいとこまでキレイにお願いしますね。
ここでホコリや汚れを残しとくと、後でクリームを塗る際に嫌な思いをしてしまうと思います。
クリームをヌルヌルと塗って行くはずが、ザラザラして全然のびていかないって最悪ですよね、、、
クリームを使う量も増えてしまいます^^;
なので、ホコリやゴミは入念におとしておいて下さいね。
ソールのヤスリがけ
ソールは革とゴムでできています。
ゴムの部分はヤスリをかけても仕方ありませんが、ゴムの上のミッドソールの部分は革の積み上げですのでヤスリが有効です。
80番の紙ヤスリをかけて、次に240番で仕上げます。
ソール側面が滑らかになったら後ほど補色します。
ソール側面が終わったら次は、革の傷に紙ヤスリをかけます。
革本体は80番は使用しないで下さい。
240番や400番で滑らかに仕上げます。
力を強く入れずに優しく滑らかにお願いします(^ ^)
あんまり削りすぎると、後々色がマダラになってしまいますので優しくちょうど良い具合を探りながらヤスって行くと良いです。
初めてやるって方は、400番くらいのヤスリで様子見がオススメですね(^ ^)
全体的にヤスリの工程が終わったら、次は革本体の汚れとソールを縫ってるステッチの汚れを落としていきます。
革とステッチの汚れ落とし
革を全体的にレザーローションで拭いていきます。
レザーローションはBootBlackを使いました。
※BootBlack レザーローション
価格比較用にリンクを貼っておきます。
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上記のアマゾンと楽天のリンクは直接購入ページに飛ぶ事はありません。ご安心ください(^-^)
布にレザーローションを少量湿らせて、布によく馴染ませてから、革を全体的にサッサッと拭いて下さい。
私はアマゾンでウエスを購入していますが、使い古しのTシャツをハサミでカットして使っても良いです(^ ^)
薄茶色の革は、すぐにシミやマダラになってしまいますので、すごく軽く拭きました。
革の汚れ具合によって力加減を変えていってくださいね(^ ^)
しつこいようですが、一部分だけを集中的にやったり、レザーローションをつけすぎたりすると、完成後に色がマダラになる可能性があるので、全体的にやりすぎずに拭いてください。
特に新しいブーツや茶色の革には注意が必要です。
その点、黒い革はマダラにならないので多少油断しても大丈夫ですね(^ ^)
黒革はカビに注意して下さい。
もし茶革がマダラになってしまった場合でも、栄養クリーム入れて、補色クリーム入れれば色が戻る可能性も十分あるので諦めないでください。
完全に戻ることはありません。
やりすぎには注意です。
革の栄養補給と補色
ここで30分〜1時間ほど乾かして、次はM.MowbrayのCREAM ESSENTIALを本体の革に入れていきます。
*M.Mowbray CREAM ESSENTIAL
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これは革に栄養を与えてくれますね。
布になじませて全体にまんべんなく塗布してください。
いっきに塗らず、少しずつお願いします。
これも大量に塗るとシミになる原因の1つです。
ちなみに僕は直接指で入れてます(^ ^)
このクリームエッセンシャルは革の汚れ落とし兼、栄養剤となっているので、次回のお手入れなどあまり汚れがひどくない場合はこれだけで十分です。
ステッチ周りの際までよく入れて下さい。あまりステッチにはつけないよう気をつけて、ちょっとなら大丈夫です。
ステッチが黒ずんじゃいます^^;
これで大分と色が馴染んできます。
15分ほど乾かしてから馬毛ブラシをかけていきます。
結構ツヤも出始めます。
そして、補色をしていきます。
※使用した茶色のクリームはBootBlackシルバーラインのCHESTNUTです。
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これも布に少量取って、少しずつ少しずつ様子を見ながら塗布していって下さい。
そしてまた15分ほど乾かします。
仕上げ
あとは、全体に馬毛ブラシかけてトゥの部分を丸めたストッキングで磨いて紐を通して出来上がりです。
馬毛のブラッシングでかなりツヤツヤになりますが、その後にストッキングで磨くとメッチャ光ります。
まぁ、ハイシャインやWAXほどではないですが^^;
あれは銀面って言ったり鏡面って言ったりするぐらいですからね^^;
今回、ソールの側面はWAXを使用しました。
指で引き伸ばして、乾かして、少量の水をつけた布でこする。(水滴一粒)
これを3~4回繰り返す。
透明感のある光沢が出ます(^ ^)
どうですか(^ ^)?
結構見違えますよね(^ ^)
最後に
今回のお手入れは結構良い感じの仕上がりになったと自分で思ってます。
革がクロムエクセルだけあって、経年変化による風合いや、お手入れ具合がうまく混ざってちょうど良いバランスを出せていると思いました。
ロールアップしたデニムとの相性も抜群で、お出かけが楽しくなりそうです。
手放す時、ちょっと惜しい気持ちにさせられたのを覚えています^^;
以上になります。
お読み頂き、ありがとうございました。
前回のREDWING100周年の記事を下に貼っておきます。
読んでみて下さいね(^ ^)
*REDWING8284黒の100周年記念モデル普段ばき感想*