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RedWing(レッドウイング)

REDWING 刺繍羽タグ875 薄茶モックトゥ~ビンテージブーツのお手入れとメンテナスの感想~

REDWING 刺繍羽タグ875お手入れメンテナンスのレビュー

こんにちは。FIRLLYのタケオでーす。

今回は、875茶系モックトゥの手入れです。

このタグが付いてるって事は、1998年〜2000年頃のモデルですね。

ビンテージらしい薄茶の革でザ・REDWINGって僕は感じます(^ ^)

代表的875モデルです。

かっこいいなぁ〜って感じるのと同時にカビが生えたらヤバイなぁって、、、

そーゆー見かたになっちゃいます^^;

カビのマダラな痕を完全に消し去るのは難しいので、全体的に色を濃くしていかに目立たなくするか。

修復できてそれが良いところですかね。

茶色のブーツをお持ちの方はカビに注意してください。

乾燥も良くないのですか、湿気は特に良くないです。

湿気はカビの原因にもなりますから。

 

お手入れ開始(ブラシと紙ヤスリ)

お手入れ

まずはいつものように紐を外して豚毛ブラシで全体を掃除していきます。

羽の裏など細かい部分もブラッシングしてください。

次にソール(クレープ)の外側にヤスリをかけていきます。

80番の紙やすりでザッザッザッザッとかける感じです。

紙ヤスリはオススメです。

もともとあるヘアラインのような模様も消えません。

ただ、やりすぎには注意して下さい。

室内でのヤスリがけはオススメ出来ません。

部屋中にクレープソールの粉が飛び散ります。

注意して下さい。

あと、素手でやると指の皮がささくれます^^;

ゴム手袋や軍手など使えば指は守られますが、今度は作業がしづらくなります。

自分のやりやすい妥協点を探してください(^ ^)

 

革の汚れ落とし

そしてまた全体に豚毛ブラシをかけ、次は本体の汚れを落としていきます。

トゥの部分のステッチは歯ブラシにBootBlackのレザーローションを直接かけてゴシゴシ磨きます。

 *BootBlackのレザーローション

これはジッポオイルでも代用可能ですが、やりすぎに注意してください。

ステッチが毛羽立ちます。

本体とソールを縫っているステッチも同じようにゴシゴシやります。
(ここのステッチもジッポオイルでゴシゴシ代用できます。)

トゥの部分のステッチの周りの革が少し脱色されるのでそこは後でM.MowbrayのCREAM ESSENTIALを入れ色を戻してあげます。

ここで30分〜1時間ほど乾かして、次はM.MowbrayのCREAM ESSENTIALを本体の革に入れていきます。

 *M.MowbrayのCREAM ESSENTIAL

ステッチ周りの際までよく入れて下さい。

あまりステッチにはつけないよう気をつけて、ちょっとなら大丈夫です。

これで大分と色が馴染んできます。

これも15分ほど乾かしてから馬毛ブラシをかけていきます。

この時点で結構ツヤが出て来ます(^ ^)

この栄養を与える工程はSMITHS LEATHER BALMを入れてもOKです。

 *SMITHS LEATHER BALM

これはインスタグラムで購入可能です。

このブログでもメールもらえれば対応します(^ ^) ¥1950+送料

申し訳ありません。只今品切れ中ですm(_ _)m

このクリームは100%オーガニックなので直接手で塗る事も出来ます(^ ^)

まぁ僕は、クリームエッセンシャルも指で入れる事がありますが^^;

 

仕上げの工程

革がしっとりとして来たら、次はbootblackのCHESTNUTを入れていきます。

 *bootblackのCHESTNUT

ドンピシャではなく少しだけ濃い色を選びました。

その方が全体の色を均一に近づけられるからです。

私はクリームを塗るさい、使い古されたTシャツを切って布として使ったりウエスを大量に買ってそれを細かくして使っています。

トゥのステッチ部分は前の工程で際の色が ある程度復活しているので、あまりギリギリまで攻めない方がいいです。

やっぱりステッチは白い方が綺麗に見えますもんね^ - ^

あとは、時間を置いてから全体に馬毛ブラシかけてやります。

かなりツヤが出ます。

ストッキングを丸めて擦るとさらにツヤが出ますよ(^ ^)

あとは紐を通して出来上がりです。

紐や本体のステッチ部分のホツレや毛羽立ちはライターでサッと炙ると静まります。

もし紐があんまりボロボロだった場合はキッパリ新品に取り替えちゃった方が良いです。

見た目もガラッと良くなりますからね(^ ^)

 

最後に

 

このモデルは比較的仕入れで入って来ます。

これまでにも沢山メンテナンスして来ました。

同時に、あぁ〜これはカビのあとかなぁってのもあります。

やっぱり革にカビはいつの時代も1つの悩みですよね^^;

でもヤッパREDWINGって、革の厚みもあるしデニムとの相性も抜群で本当に良いブーツだなって思います。

メイドインUSAだけあって細部の作りなど大胆な部分もありますが、丈夫な作りなのに見た目の爽やかさも兼ね備えてる。

そんな所も魅力の1つです。

新品1万円のブーツを卒業するって方や、ブーツデビューしたいって方はREDWINGオススメです(^ ^)!

REDWINGを現在すでに履いてるって方には、言わずもがなですね。

まぁ、REDWING以外にも素晴らしいブーツは沢山あるので色々試すのも良いと思いますね(^ ^)

同じレッドウイングとウールリッチのコラボしたモックトゥの記事も書いています。

もし良かったらコチラもお読みください。

*REDWING×WOOLRICH 9001 艶出しメンテ*

今回は以上です。読んで頂いてありがとうございました。

-RedWing(レッドウイング)